ロードバイクの特徴
どんな自転車を買ったらいいか知るために、自転車の種類についてお話します。まずは、ロードバイクからです。
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ロードバイクの特徴
ロードバイクは、舗装路で高速に走ることに特化した自転車です。基本的には、レースで走るために設計されています。ツールドフランスなどのレースで走っているのはこの車種です。
道路に対する抵抗を極力おさえた細いタイヤと、状況に応じていろいろなポジションで握れるドロップハンドルがあるのが特徴になっています。
大きくは、前傾姿勢で空気抵抗をなくして走れるように設計されたレース向けのモデルと、比較的楽な姿勢で乗れるように、ロングライドやコンフォート・ライド向けに設計されたモデルに分かれています。初心者にはコンフォート・ライド向けのモデルがオススメです。
様々な観点で詳しく見ていきます。
スピード
初めて乗る方でも、簡単に時速30km以上出ます。YouTubeなどでも動画があがっていますが、プロは平地で時速50km以上、下り坂で時速100km近く出しているそうです。
車体が軽量なので、乗るのに慣れると200km以上の長距離も走れます。
走破性
もっとも走る場所を選びます。舗装路、しかも国道レベルの大きな道路、あるいは峠の道路しか走れません。
歩道でさえも走りづらいです。
メンテナンス性
パーツの規格も統一されており、機械式ならほとんどの部分を素人がメンテナンスすることができます。電動式のコンポーエントのメンテナンスは難易度が上がります。
ただし、軽量であるため、デリケートではあります。特にカーボン素材のロードバイクは、トルクレンチなどを使って、ネジのトルクを注意を払う必要があります。初心者にはカーボン素材のロードバイクはオススメできません。
安全性
自転車の中では一番危険です。レースに出るための車種なので、スピードが出やすく止まりにくいのが、公道を走る上では欠点です。
難易度
タイヤが細く前傾姿勢がきついため、姿勢に慣れるまで苦労します。
ハンドルの持ち方にもバリエーションがあり、初心者が慣れるのに時間がかかります。
値段
値段はアルミ素材であれば8万円〜、カーボンであれば15万〜となっています。
どんな人が買うべきか
移動手段ではなく、フィットネスとして自転車に乗る方には、ロードバイクは最適です。乗れば乗るほど、奥深いのがロードバイクです。
逆に、移動手段として使いたい場合は、ロードバイクはお勧めできません。スポーツ自転車の中でも盗難に狙われやすく、デリケートなので気軽に駐輪できません。歩道も走りづらい自転車です。
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