ホイールの手組みに必要な素材
ホイールはハブ、リム、スポーク、ニップルで構成されています。これにリムテープ、チューブ、タイヤをつけると走行できます。
私が手組みをしたときは、10速のホイール(32穴)イタリアン組でつくったので、その前提で説明をします。11速の場合やリムとハブの組み合わせが違うとまた勝手が変わってきますので、ご注意ください。
スポンサーリンク
ハブ
シマノのハブがメンテナンスしやすくオススメです。どのグレードのハブでも、しっかりしているのですが、私は105を使いました。最初はSoraやClarisで練習してもよいと思います。
5700シリーズの105のハブは売り切れてしまったようなので、規格がほぼ同じClarisを紹介します。
穴が32個のもの(32H)を選択します。32Hが手組みでは標準です。
リム
マヴィックのOpen Proがロード向けのリムとしては軽量でオススメです。
前後分2個を購入します。こちらもハブにあわせて32Hのものを選択します。
スポーク
スポークの長さは選んだリムとハブの組み合わせによって決まります。
サイクルショップタキザワのホームページに、シマノハブを選択した場合の各リムごとのスポーク長が書いてありますので、参考にしてください。
8〜10速用のハブでOpen Proを使うなら、フロントは276mm(32本)、リアは左側が276mm(16本)、右側が274mm(16本)になっています。
星のスポークが安価でオススメです。ニップルもついてきます。Amazonで購入できない場合は、サイクルショップキタザワで購入するとよいでしょう。購入する前提であれば、どのスポークを買えばよいかお店に質問しても差し支えないはずです。
ニップル組み付け潤滑剤
ニップルがゆるまないように、ねじ止めをつけておく必要があります。スポークプレップという製品が定番品です。色の違いはありますが、後輪の右側に使うスポークと左側に使うスポークを見分けるために使います。1つの色だけ購入しても問題ありません。
まとめ
これで、いよいよホイールの手組みをする準備ができました。
ハブとリムは穴の数があっていることを、スポークはハブとリムの組み合わせから長さが決まりますので気をつけて購入してください。