週末の天気のよい日だけ乗るのがオススメ
東北大震災で交通機関がマヒしたこともあって、雑誌などで自転車通勤が取り上げられて、ブームになりました。実は、私もこのブームがスポーツ自転車をはじめるきっかけになりました。
しかしながら、自転車はコンディションに左右されやすい乗り物です。自動車とは違って、決して万能な乗り物ではありません。安全を重視するなら、コンディションを選んで乗るのがオススメです。
平日に仕事がある社会人であれば、なおさら安全にはこだわるべきです。こんなコンディションでは自転車は乗らないほうがいい、ということを書かせていただきました。
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雨の日は乗らないほうがよい
雨の日は視界も悪くなる上にブレーキも効きにくくなります。都心ですと、交通事故の確率は確実に上がりますので、乗らないと決めたほうがよいでしょう。
また、自転車も確実に痛みます。雨水がフレームやコンポーネントに入り込んで錆を発生させます。すぐに拭けば大丈夫ですが、場合によっては分解しないと水分を十分に取り除けない場合があります。その面倒くささを考えると、最初から雨の日は乗らないようにしたほうがよいです。
風の強い日は乗らないほうがよい
風の強い日は、横風にあおられて転倒するリスクが高くなります。特に軽量なロードバイクに乗っていると、ふんばらないと吹っ飛ばされそうになります。目にゴミなどが入って、突然見えなくなることもあります。強風の日は乗らないほうがよいでしょう。
夜は乗らないほうがよい
夜は視界が悪くなる上に車からの視認性が悪くなります。リアライトをつけていない場合は、ほとんど認識されないと言ってもよいでしょう。やはり、事故の確率が上がりますので、乗らないほうが無難です。ライトを点灯させて乗る場合でも、ゆっくりと走りましょう。
自転車通勤はやめたほうがいい
上記の理由から、自転車はどんなときでも乗れるわけではありません。加えて、都心では排気ガスによる空気汚染があるので、健康のために自転車に乗ったつもりが、かえって体に悪いでしょう。
また、スポーツ自転車を駐輪できるような場所がない、というのも大きいです。駅前の駐輪場などでは、たとえ鍵を2つ施錠していても目をつけられると簡単に盗まれます。そもそも、せっかく軽量なスポーツ自転車に乗っているのに、重たい鍵を持ち運ぶのは本末転倒です。
自転車通勤をするならば、シティサイクルで安全な道を選んで走るのがよいと思われます。
結局、週末にコンディションを見て乗るのがよい
以上のことを踏まえると、結局、週末に天気のよい日にフィットネス目的で自転車に乗るのが安全で楽しいのです。コンディションの悪い日は無理に乗らず、別のことをしていましょう。
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