ホイールの手組みに必要な工具
ホイールの手組みには、通常では使用しない工具を使用します。揃えるのにお金がかかりますが、それぞれ注意したほうがよいポイントがあります。
オススメの工具とともに紹介します。
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振れ取り台
ホイールを固定するのに必要です。車輪をまわしても安定していて剛性の高いものがオススメです。
私は、パークツールのTS-2.0を使用していました。プロも使っているので、間違いのない製品です。土台やセンタリング調整用の金具も必要です。
しかし、パークツールTS-2.0の欠点は場所を取ることです。その後、しまう場所がなくなってしまったので、売ってしまいました。
安定性、精度は落ちてしまいますが、折りたたみ式の振れ取り台も存在します。ミノウラのものが有名です。
センターゲージ
ハブの中心がリムの中心と合っているか、左右のどちらかに寄っていないか、確認するためのツールです。この確認作業をセンター出しといいます。
センターゲージは精度が求められますので折りたたみ式ではなく、がっちりした一体型のものがよいです。
スポークテンションメーター
スポークのテンションの強さをはかるためのツールです。初心者が手組みするためには、必須のツールとなります。
スポークレンチ
スポークのニップルをまわすのに必要になります。ニップルをまわすことで、スポークのテンションを強めたり弱めたりすることができます。
今回は国産のスポークを使うのでJIS規格のものを使用します。DT-SWISSなど海外のメーカーのスポークを使う場合は、別の型のスポークレンチを購入する必要があります。
パークツールのスポークレンチが力を入れやすく、なめにくいのでオススメです。
まとめ
ホイールの手組みのためにオススメの工具を紹介させていただきました。どれも高価ですが、手を抜くとすれば振れ取り台は折りたたみ式のものを購入してもよいと思います。他の工具は妥協しないようにしましょう。
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